2008年9月29日月曜日

湯たんぽのススメ

こんにちは
 
ぼくの持病はアトピーです。
子どもの頃は、肘や膝の裏が痒くてかき傷が耐えませんでした。
大人になっても全身的に乾燥肌で、いつもかゆい。
 
ぼくは赤ら顔をしていますが、これはアトピーのせいで、決して酔っぱらっているわけではありません。
まー確かにいつも上機嫌で酔っぱらっているみたいですけどねー。
渥美清さんが言っていたそうですが「人生、ほろ酔い加減がちょうどいい」ので、ほろ酔いくらいの上機嫌でいるわけです。
 
アトピー体質は遺伝するというので、我が子が生まれるときはアトピーにしないためにどうしたらいいか、一所懸命に勉強しました。
そのおかげで、西原克成さん、安保徹さん、石原結實さんなどの本に出会い、書かれていることを実践してきました。
そのおかげで今は、鼻呼吸と食生活の改善でだいぶん良くなりました。
もちろん我が子たちも、若干乾燥肌気味ですがアトピーにはなっていません。
ありがたいことです。
 
だいぶん良くなったとはいえ、今でもちょっと疲れたり風邪を引いたりすると、顔が真っ赤になったりします。
熱く火照ってしまうんですよ。
こういうとき、以前はアイスノンで冷やしていました。
でも冷やしているときは気持ちいいんですが、冷やすのをやめると元通り。
なかなか直りませんでした。
 
西原さん、安保さん、石原さんの本を読むと、炎症は悪いものではなく、体を治すために血液がその部分に集まってきているため、と書いてありました。
だから冷やすと返って体の治す働きを弱めてしまう。
逆に温めてやる方が、治す働きを強めるんです。
それを知ってから、火照ったときは温めるようにしました。
これは非情によいです。
気持ちいいし、治りも早くなります。
 
石原結實『「体を温める」と病気は必ず治る』三笠書房1300-にこうありました。

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赤ちゃんは体温が高いので肌も体も柔らかいが、年をとってくると肌はガサガサと硬くなるし、立ち振る舞いもぎこちなく、体全体が硬くなってくる。
これは体温が下がってくるからである。
皮膚や筋肉や骨が硬いのに、内臓だけが柔らかいということはあり得ず、動作が硬くなってくると内臓もだんだん硬くなり、動脈硬化、心筋梗塞・脳梗塞(私が医学生だった時代のテキストには、梗塞ではなく、硬塞と書いてあった)など、硬い病気が増えてくるのである。
ガンも例外ではない。
ガンは漢字で「癌」と書くが、嵒=岩という意味で、癌は「硬い病気」であることを表している。確かに乳ガン、皮膚ガンをはじめ、外からでも触診できるリンパ節のガンなどは、石のように硬い。
ということは、ガンもある面、「冷え」を原因とする病気ということができる。(19-20p)
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ナルホドです。
冷える->硬くなる->機能不全、病気、なんですね。
炎症を起こしたり、火照ったりするのは、その部分を温めようとして血流が集まってくる。
そういう自然治癒力の一種だったんです。

ぼくも顔が火照ったときは温めるようにしました。
最初はお湯を絞ったタオルを使っていましたが、すぐに冷えてしまうのと、お湯が肌のセラミドを溶かしてしまって、肌荒れも起こす。
湯たんぽを使おうとしても、顔は鼻などデコボコが多く温めにくい。
いいものはないかと思っていたら、安保さんの本にこういうものが紹介されていました。
http://swh-d.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=218459&csid=0
 
さっそく購入。
ウェットスーツの素材でできているので、顔のデコボコにfitします。
また、素材の厚さが適切なので、表面温度が45℃くらいになってすこぶる適温。
その温度も1時間くらい長持ちします。
 
これを使うと、顔の火照りだけじゃなく、鼻づまりも改善しました。
ぼくはアレルギー性鼻炎で、鼻づまりもしやすいのです。
鼻づまりも、鼻水が詰まっているのではなく、微粘膜が炎症して膨張しているのが原因。
だから温めるといいんです。
 
顔用湯たんぽですが、普通の湯たんぽとしても使えそうです。
お腹の上に乗せても気持ちいい。
足が冷たいときも、足の形にfitして温めやすい。
これから寒い季節に向かって、活躍してもらいましょう!

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