2009年1月25日日曜日

足下を温めましょう

こんにちは

先週1週間はXFELサブ変電所の受電前検査立ち会いでした。
変電所は屋外。寒かったー。
寒さ対策のポイントは「足」なんですよ。

TVの健康番組で、冷え性について特集していたのを見たことがあります。
番組ではこんな実験をしていました。
二人の被験者の女性が登場しました。
ひとりは船頭さんの仕事をしていて、仕事で足腰の筋肉鍛えられている女性。
もう一人は事務職のOL。特にスポーツなどはしていない女性。
OLの女性は「冷え性」で困っているとのこと。
この二人の女性に、一緒に4℃の冷蔵室に入ってもらう実験です。

寒いと人間の体は自然にふるえます。
船頭の女性と、冷え性で寒がりのOLさん、どちらの体がふるえると思いますか。
普通考えたら、寒がりのOLさんですよね。
ところが、冷え性のOLさんはあまりふるえず、冷え性じゃない船頭さんの方が激しくふるえていました。
しかも脚がふるえていました。

人間の体温を維持しているかなりの部分を筋肉が受け持っています。
寒いときは筋肉がふるえて、体温を維持しようとするんですね。
筋肉が十分あれば、自然とふるえを起こして発熱するんです。
事務職のOLさんのように、十分な筋肉がないと寒くてもふるえることもできず、従って体は温まらない。
なのでどんどんどんどん体は冷えていってしまうのです。

冷え性の原因は、やはり筋肉不足。
特に腰から下の下半身の筋肉(腸腰筋と大臀筋)が足らないと冷え性になるそうです。
大きな筋肉は下半身に集中しています。
日頃から下半身の筋肉を鍛えておけば、冷え性にはならないのです。

ぼくは冷え性ではありません。
毎日10kmくらいは歩くようにして、足腰の筋肉を適度に鍛える努力をしています。
でもこう寒いと、筋肉からの発熱だけでは寒さを防げません。
そこで寒い外作業の時ぼくがやっているのは、足の裏にホッカイロを貼っておくこと。
つま先、足先は体積の割に表面積が大きいので、冷えやすい。
つま先が冷たくなると、とても不快です。
でも、足の裏、つま先までカバーできる範囲にホッカイロを貼ると、とても快適。
不思議なことに、つま先や足の裏が温かいと、全身温かく感じます。

事務所内で事務仕事をしているときでも、足の保温には気をつけています。
事務所の暖房は、天井面にエアコンが付いているため、暖かい空気は部屋の上の方にたまりがちです。
足下は意外と寒い。
実際に温度計測をしてみたら、設定温度20℃で、床上2mが26℃、1mが20℃、足下は16℃しかありませんでした。
冷えるわけです。
こういうときは、足温器や湯たんぽがいいですよ。
今は電子レンジで簡単に温められるゆたんぽ「ゆたぽん」があります。
なかなか便利です。

家でも足を暖めることはやっています。
布団に入っても足の先が冷たくなって眠れなくなっちゃう時もあります。
家では「足湯」がオススメ。
フットバスなんて健康器具も売ってますが、バケツで十分。
バケツの中に42~3℃くらいのお湯を入れ、足をつっこむだけ。
ポットにお湯を用意しておいて、バケツのお湯が冷たくなったら、熱い湯を足す。
10分くらいで体中ポカポカになります。
あとは足をよく拭いて、すぐ布団に入る。
ぐっすり眠れますよ!

0 件のコメント: