2009年12月2日水曜日

産業は米

こんにちは

振り替え休日を利用して、我が家も無線LAN化してみました。
デスクトップパソコンは子どもたちに占有されてしまうことが多く、ちょっとメールチェックしたいときなど不便になっていました。
無線LANルータも1万円しないようになってきたので、チャレンジです。
最初メールがつながるようにならなくて、ちょいと設定に手間取りましたが、半日ほどで完了。
ぼくのモバイルパソコンを家の中どこででも使えるようになりました。
快適です。
ついでに嫁さんにも冬のボーナスでノートパソコンを買ってあげることにしました。
メールはもちろん、ちょいと調べ物でもインターネットは便利ですからね。
ともかく、自分で無線LANルータを設定したことで、無線LANの仕組み、ルータの仕組みもより理解できるようになりました。
仕事でも活用できる知識がちょっぴり増え、ちょっとだけ腕も上がったかな。

さて、我が家ではお米はいいものを食べています。
水田トラスト(http://www.nurs.or.jp/~suiden/index.html)で山形の農家と契約して、さわのはなという在来種のお米を、無農薬、無化学肥料で造ってもらっています。
玄米で送ってもらって、自分の家で都度5分づきに精米して食べています。
今年も新米が届きました。
これが美味いんですよ。
おかずがいらないくらいです。
一汁一菜で十分。
我が子たちも、ごはんだけでバクバク食べてます。
水田トラストのお米は、10kg\8000-くらいになりますからちょっと高い。
でもおかずをあまり多くする必要がないので、食費全体としては安いくらいになります。

さわのはなを食べ続けて4年目ですが、美味しいだけじゃなく健康にもいい。
だんだん風邪を引きにくくなりましたし、ぼくの持病のアトピーもひどくなることが少なくなりました。
我が子たちも丈夫ですよ。
同年代の他の子より、熱を出したりすることがないんです。
身体だけじゃありません。
精神的にも安定しているように思います。
生田哲『心の病は食事で治す』PHP新書¥700-にこうありました。

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愛車に良質のガソリンを注入するあなたが、自分の脳のガソリンの質を考慮しないのは理不尽というほかない。(154p)
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確かに食べ物は身体のガソリンです。
身体には脳も含まれています。
脳の機能が心なんですから、心が食に影響されるのは当然です。
同書には「ジャンクフードやファストフードの特徴は、「安い、うまい、脳に悪い」の三つである。(155p)」とありました。
いい食べ物は身体と心に必要なんです。
食べ物をケチると結局は損。
体と心の健康こそ、最大の節約なんですから。

ところでお米など農作物は、太陽と水があれば勝手に育つと思っている人がいるかもしれません。
まったく間違いです。
当然、農家の方の労力が必要です。
それ以外に、トラクターなど農業機械を使わないといけません。
農業機械はガソリンや電気で動きます。
現代の日本の農業では、食料1カロリー生産するために5~10カロリーものエネルギーが必要になっています。

そのエネルギーのほとんどは、海外から輸入する石油なのです。
つまり、日本の食を維持するためには石油が必要なのです。
石油を買うには、外貨を稼がないといけないのです。
つまり、外国に買ってもらえる物を生産し、外貨を稼ぐことは日本に必須のことなのです。
内需拡大だけではまったくダメなんですよ。
日本が外国に買ってもらえるものは、技術力しかありません。
他国にできない技術力を持ち、他国が欲しいものを生産する。
それから得られる外貨で石油を買うしか、日本は食さえ維持できない。
外貨を得られる産業が立ちゆかなければ、日本は、日本人は生き残れないのです。
「産業は米」というのはホントなんですね。

なのでスパコンなんです。
日本の技術力を維持し、向上させるために必須のツールなんです。
これなしに、日本の産業は立ちゆかなくなります。
低い技術力で作られた魅力のない製品は、他国の人に買ってもらえなくなります。
それでは食糧自給率を上げるどころの話ではなくなります。
少子化対策どころの話ではなくなるのです。


水田トラストの大試食会が12/13(日)渋谷であります。
山形の美味しいものが食べ放題です!
http://www.nurs.or.jp/~suiden/005_EvntAct/2009shukakusai.pdf

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