2010年1月9日土曜日

削ぎ落としていく年代


こんにちは

ようやくコーヒーの禁断症状から抜け出し、頭の霧が晴れてきました。
コーヒーに含まれているカフェインはとても多く、コーヒーの致死量(LD50;100人中50人が死ぬ量)はコーヒーたったの50杯分なんです。
一度に50杯コーヒーを飲むと、カフェインよりも胃が破裂してしまいそうですがねー。
薬局では目覚ましのためのカフェイン飲料や錠剤が売られていますが、飲み過ぎると危険ですよ。
これらなら一度にコーヒー50杯分のカフェインを摂取することも可能ですから。
カフェインもお酒と同じで少量なら健康にいいらしいのですが、過ぎたるは及ばざるがごとし、です。
止められそうでよかったです。

お正月、かなりのんびり過ごしました。
特にどこかに出かけるわけではなく、家でのんびり。
家でのんびりすると、つい食べ過ぎますね。
朝、昼、晩と家族と一緒に食べちゃいますし、テーブルの上にはミカンなどが常時乗っている。
普段の二倍は食べちゃいました。
そのため今週は体調が悪かった。
持病のアトピーが悪化してしまいました。
とほほ。

発明王エジソンはこう言っています。

 自分(エジソン)が一日に18時間も働ける理由は、とにかく食べる量と眠る時間を
 少なくしているからである。また、血液の流れを阻害しないため身体をしめつけ
 るような服装はしないことにしている。
        (浜田和幸『快人エジソン』日経ビジネス人文庫¥695-、135p)

そしてこうも言っています。

 少しでも体調を崩した場合には、必ず食事を抜くことにしていた。ちゃんと働い
 ていない機械に無理やりガソリンを注いでも無駄になるだけだ、という考え方で
 ある。(136p)

なるほど。
今週末、ぼくも体調を戻すためにまた朝昼は絶食したいと思います。
正月、ちょっと野放図に食べ過ぎましたから。

消化にも体力を使うんです。
元もと体力のないぼくですから、食べ過ぎるとてきめんですね。
子どもや青年なら食べたものはきちんと消化して、自分の血肉にしていけます。
が、ぼくくらいの年齢になると、必要以上に食べたものは毒になる。
作家の森博嗣さんも1日1食だと著書に書いていました。

若い頃はいろいろ適正に付け加えていけるのですが、ぼくくらいの年齢になったらむしろ削ぎ落としていく方がいいのかもしれませんね。
三食とっていた食事は2回、1回に減らす方がいい。
不要になった部分、あってもなくてもいい部分、やってもやらなくてもいい部分を削ぎ落とすから、必要な部分を無くさなくてすみ、やりたいことをやり続けていけるってわけです。

コーヒー断ちに成功したぼくの今年の次の目標はこれ。
ぼくは夜、子どもたちが寝てから1時間くらい本を読んだり勉強したりしています。
その時におやつ食べちゃうんだよねぇ。。。
これは止めなくちゃ!!


写真はXFEL実験棟の屋根施工の様子。
屋根材の長さは30mにもなります。

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