2010年1月21日木曜日

三現主義のススメ


こんにちは

踊る大捜査線で「事件は現場で起きている。会議室じゃない!」とい台詞がありました。
どんな仕事でも一番大事なのは最前線の現場なんだと思います。
机の上で数字だけ眺めていたんじゃ分からないことが、現場にはたくさんあります。

以前一緒に仕事をした大手ゼネコンの若い技術者君から教えてもらいました。
彼の会社では「三現主義(さんげんしゅぎ)を大切にする」よう、徹底的に教育されているとのこと。
三現主義とは、

 <現場>で<現物>の<現状>を見よ、

ということです。
なるほどー。
状況判断のためには確かに上の三要素は重要です。
その結果、その若い技術者君の残した仕事もスバラシイものでした。

三現主義、覚えておくといい言葉だと思います。
さて、今日もXFEL現場に出張です。
現場をよ~く見てくるとしますか!


写真はXFEL加速器棟の今の様子。
加速器にパワーを送るモジュレータ電源、クライストロンが並んできました。
自分が造った施設がどう使われていくのか、現場を見て回るのもぼくの楽しみのひとつです。

0 件のコメント: