2010年3月15日月曜日

我が家のお小遣い作戦


こんにちは

はつき君、とんたんにお小遣いをあげ始めました。
メインははつき君の金銭教育なんですが、とんたんも公平にしてあげないとかわいそうだから、一緒にとんたんにもあげています。

きっかけは3週間前。
夜寝る前にはつき君にオシッコをさせます。
夜のトイレは暗くて恐い。
これまでは親が一緒に着いて行っていました。
でももう5歳ですから、一人でも行けるんじゃないかって思ったんです。
で、「一人で行ってごらん。一人でトイレに行けたら土曜日にお小遣いあげるよ」と言ったんですよ。
いやー、お金の力は偉大ですねー。
がんばって一人で暗くて恐いトイレに行って、オシッコをしてくることが出来ちゃったんです。
スバラシイ!

子どもをお小遣いなど金品で努力させようというのはよくないことだ、という親や教育者は多い。
でもぼくはそうは思わないんですよ。これも程度の問題。
お金も人生に必要な、そして重要なインセンティブ。
適正な金銭欲は持っているべきだと思います。
正当な努力によって正当な報酬を得る。
世の中を渡っていくために当然持っていなくてはいけない、当たり前の「生きる力」だと思います。

以降、毎日寝る前に一人でオシッコに行くことを約束しました。
1週間それができたら、土曜日の朝に200円をお小遣いをあげる。
しばらくはこのルールにしようと思います。
100円でもよかったんですが、消費税があるので100円では買えるものが制限されます。
200円なら105円のものも買えるし、半端なおつりではもう1個買うのは無理。
おつりを貯金する、なんてこともできますから。

で、最初の週は何に使ったかというと、光が丘にあるゲームセンターに行って散財。
無駄遣いも必要な経験のひとつですから、ぼくは説教せずにそれを見守りました。
ゲームセンターで200円はあっという間に使ってしまう。
はつき君自身も「無駄かも」って思ったようです。
これも自分のお金じゃないと実感できないことですよね。

その後、晶ちゃんが「お小遣い来週まで使うのをがまんすると、400円になるんだよ。もっとすごいものを買えるようになるんだ」って教えていました。
するとはつき君は「じゃあ、その次も我慢したらいくらになるの?」なんて質問を。
「2回我慢すると600円だよ」って答える。
「じゃあぼく、1000円になるまで我慢する。それで1000円ショップに行って大きいおもちゃ買う!!」だって。
いいですねー。
今週現在、400円貯まっています。

4月になって年長組になったら、ひとつ家事のお手伝いを開始しようかと思っています。
毎日お手伝いができたら、週末にお小遣い。
年長組の期間も毎週末に200円としましょうか。
そして1年生になったら1000円にして、1ヶ月分まとめて渡す。
1ヶ月間それを自分でコントロールしてみる。

以降、学年×1000円としようかと思っています。
金額が増えるごとに、お手伝いの範囲も増やし、お小遣いでまかなう範囲も広げる。
その代わり、逆にお小遣い以外に親が子どもに買い与える範囲も狭めていく。
中学生1年生になると7000円にもなりますから、洋服とかもお小遣いで買うようにしたい。
お小遣いは基本的に自分の裁量と責任。親は使い方についてつべこべ言わない。
無駄遣いしようが、有効に使おうが子どもの勝手です。
工夫したり反省したりしながら、お金をコントロールする能力を磨いていってもらいたいと思っているのです。

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