2010年4月20日火曜日

フレンドリー!


こんにちは

いやー、我が子たち、はつき君もとんたんもホントにフレンドリーですねー。
先日も職場の一般公開に連れて行ったんですが、見学に来ている学生さんやら同僚やらに声をかけ、一緒に遊んでもらう。
そうやって楽しく過ごすんですよ。
スバラシイ!

内田樹『邪悪なものの鎮め方』バジリコ¥1600-にこうありました。

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つねづね申し上げているように、子どもをほんとうに生き延びさせたいと望むなら、親たちは次の三つの能力を優先的に涵養させなければならない。

 何でも食える
 どこでも寝られる
 誰とでも友達になれる

最後の「誰とでも友達になれる」は「誰とでも結婚できる」とほぼ同義と解釈していただいてよい。(277p)
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誰とでも結婚できる、というのはちょっと?ですが、誰とでも友だちになれるって大切だと思います。
ひとつは、人を信頼することを基本としている、ということです。
ハナから疑ってかからない。
心理学での鏡の原理でもあるように、相手との関係性なんです。
自分を信頼してくれる人に対しては、それに信頼をもって応えようとする。
自分を疑ってくる人に対しては、きちんと対応なんかしたくないものです。
もちろん世の中には危険な人物もいることは確か。
でもそれは少数です。
そういうアブナイ人に注意しつつも、基本は人を信頼する。
その方が楽しい人生を送れると思うのです。

もう一つは、友だちというのは所与のものではなく、造り上げていくものだということ。
人と人との関係は、繰り返されるフィードバックによって築かれるものです。
こいつとはいい友だちになりたい、と思ったら、相手に対して嫌なことはしないとか、約束を守るとか、裏切らないわけです。
そういう努力をお互いに続けるから、いい友だちになれるんです。
最初からいい友だちなんかいないんです。
誰とでも友だちになれるってことは、誰に対してもそういう努力をする気があるかどうかってことなんです。

あ、それって結婚でも同じですねー。
誰とでもいいとは言えませんが、この人とと決めたなら、お互いポジティブフィードバックをかけ合っていく。
それが結婚生活をハッピーに導く王道だと思います。
さすが内田先生!

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