2010年8月15日日曜日

子育ては親育て


こんにちは

今村暁『子供の成績を決める習慣教育』PHP文庫¥533-に、子どもがやる気を出す七つの要素ってのが書いてありました。

1、「小さな達成感」を体感している
2、「がんばり」を「認めてもらっている」
3、「責任感」を持っている
4、「成長」を感じられる
5、「安心」を感じている
6、「親との信頼関係」が築かれている
7、「報酬」がある(70p)

子どものやる気はこれらの掛け算なんだそうです。
だから日々、これらの中のひとつでも発見し、具体的に褒める。
それぞれちょびっとずつでもよくなるようにする。
たった1%ずつでも、7つかけ算すれば7%アップになります。
10%ずつなら、7つかけ算するとほぼ2倍アップにもなっちゃうんです。

観点、視点を持って、意図的に経験をさせる。
たとえば、今日はがんばりを認めてやろう、だからこれをがんばらせよう。
今日は責任感をもってもらおう、そのためにこのお手伝いをさせてみよう。
1週間がんばれたら、ちょっとお小遣いをあげて、勤勉と報酬がきちんとリンクしていることを示す。

同書によると、子どもを褒めると子どもが成長するだけじゃなくて、親の方にもメリットがあるんだそうです。

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実は子どもをほめていると、もう一つ大きな効果があるのです。
それは、子どもをほめているうちに、親自身の長所が伸びてくるというオマケです。
子供をほめ、子どもの長所を口に出しているうちに自然と、自分自身の自己像が変わっていくから不思議です。(100p)
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なるほどー。
子どものよいところを伸ばそうとすれば、必然的に親自身も同じようにしなくちゃね。
見本、手本を示さないとね。
子どもに勤勉を求めといて、親はだらけるわけにはいきませんから。
我が家なんか、「お父さん、がんばったね!」なーんて、子どもから逆に褒めてもらっちゃったりしますからねー。
子育ては親育て、ってホントですよねー。

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