2011年3月1日火曜日

図々しいくらいでちょうどいい


こんにちは

昨日は和光研に建設してきた、脳科学総合研究センターの新しい研究棟「神経回路遺伝学研究棟」の竣工検査でした。
こちらもいい出来ですよー。
ぼくも何棟か実験動物飼育施設を造ってきましたが、これまでの経験を活かして機能バツグンのものができたと自負しています。
検査も終始ゴキゲンに進みました。
担当理事もニコニコです。
残念ながら脳センターのセンター長である利根川先生は出席されませんでしたが、副センター長から

 利根川先生もMITの研究棟よりいい

と言ってもらったと聞きました。
嬉しいですねー。
この工事も厳しい工期と予算で造ってきましたが、施工スタッフたちもこの言葉を聞いてとても嬉しそうでした。
苦労した甲斐がありましたねー。

小宮一慶『できる社員はこうして育てる!』ダイヤモンド社¥1400-から引用します。

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彼ら(有能なセールスマン)に共通した考え方は、

①「他社商品より自社商品のほうがお客様のためになる」、
②「自社商品を買うなら、他の人から買うより、自分から買っていただいたほうがお客様のためになる」

という信念を持っていることだった。
つまり、自分から買ってもらうことが、自分のためではなく、お客様のために最もよいという信念を持っているのだ。(21p)
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なるほど、なるほど。
ぼくもそうなんですよー。
仕事は誰のためにやるかと言えば、当然エンドユーザーであるお客様のため。
お客様が喜ばないような仕事はしてはいけません。
ぼくの仕事ならお客様は研究者ですね。
ぼくらの造った施設で気分よくゴキゲンに仕事をし、いい成果を出してもらう。
それがぼくら研究施設を造るものの最大の仕事だと思っています。
それ以外のこと、たとえば社内政治とかね、は枝葉にしかすぎないんです。
根本を間違えないようにしなくちゃ。

そしてぼくは、

 よい施設を造るには、オレがいなくちゃだめだ

とも思っているわけですよ。
図々しいでしょー、かなり。
でも図々しいくらいでちょうどいいと思っているんです。
そのくらいの自負を持って取り組んでいるんです。

脳神経回路棟竣工検査でも、担当理事や副センター長にお願いして集合写真を撮らせてもらいました。
理事も副センター長も快く応じていただけました。
だってゴキゲンなんだもんね。
集合写真を撮ってみると分かることがあります。
この仕事に対する貢献度。
あまり貢献しなかった人は、なんとなくおどおどした表情で写っているんですよ。
あるいは、写真に写りたがらない。
自分は貢献したと自負のある人は、にこやかに堂々とした感じで写っている。
写真の中央近くに図々しくいたりしてね。
あ、それオレじゃん!
あはははは。


写真は電気工事のスタッフたちと。
いい仕事を残せました!

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