2011年8月14日日曜日

子どもは3食、大人は1食


こんにちは

暇つぶしにペットショップへ。
ドッグフードの能書きを読んでみる。
すると、幼犬の時は一日3回エサをあげなさい、と書いてある。
成犬になったら一日1回でよい、とも書いてある。
さらに、それら1回分のエサの量は、犬の体重により一定なんです。
つまり、成犬になったら一日一回の食事、そのカロリーは幼犬の時の1/3でよい、ということです。

なるほどー。
これは人間でも十分当てはまります。
ぼくはここ数年、一日一食、夕飯だけ食べるようにしています。
健康のためには朝食をしっかり、なんて言われていますから、以前は朝食も食べていました。
が、朝ってあんまり食欲なんですよ。
それなのに健康のために無理して食べていたので、午前中調子が悪かった。
調子が悪いのに、昼に昼食を食べる。
午後も調子が悪い。眠くなる。仕事に集中できない。
そしてまた夕食を食べ、調子の悪いまま一日が終わる、って感じだったんです。

それを1日1食に変えてみたんです。
すると非常に体調がよくなりました。
持病のアトピーも軽減され、何より午前中の集中力が向上しました。
昔から「朝飯前の仕事」と言うとおり、朝飯前にやっつける方が効率がいいんですね。
おまけに昼食も食べないので、昼休みの時間もまるまる使えます。
仕事が忙しいときは昼休みも仕事を続けられますし、それほどでないときは3~4km散歩したりできます。
ノルマ的な仕事はほぼ午前中に片付けられ、午後は自分のやりたい仕事に時間を使えるようになります。
ああ、なんてハッピー。

原始時代の人間を考えてみましょう。
朝、きちんと食事を摂れたとは考えにくいです。
朝満腹になってしまったら、狩りに行く必要も感じなくなります。
腹が空くまでは、ただ寝転がっていたんだと思うんです。
たいていは朝は腹が減っている。
腹が減っているから狩りに行かなくちゃならない。
腹が減っているから狩りへのモチベーションも高まり、獲物を捕る確率も高まるってもんです。
そして獲物を捕らえ、夕方には家族の待つ家(巣?)に戻り、獲物をむさぼり食う。
腹が満たされ、心も満足して、ゆったりと眠りにつく。
それが本来の人間だと思うんです。
で、きっと原始人たちも夕餉の食料を少し残して、翌日の子どもの食料としていたんじゃないでしょうか。
子どもは1食では十分成長できないから。

生き物には3種類いるんです。
細胞分裂を盛んにして、成長しているもの。
劣化した細胞だけを作り替え、身体を維持しているもの。
まったく細胞分裂しないもの。

一つ目はたとえば昆虫の幼虫です。
毛虫の葉っぱを食べる量といったらすごいです。
木に毛虫が着くとあっという間に木は丸裸になってしまいます。
どんどん食べて、どんどん成長していきます。
細胞分裂して大きくなるには、たくさんのエネルギーを摂取しなくちゃいけない。
人間の子どもも同じですね。

二つ目はたとえば人間の大人。
細胞分裂は表皮や腸の上皮細胞のような劣化しやすい部分だけ。
だから新陳代謝に必要な分だけ食べればいいんです。

三つ目はたとえば昆虫の成虫。
蝶など花の蜜くらいしか吸いませんし、それもちょびっとしか吸いませんが、それで十分なんです。
だって、昆虫の成虫はまったく細胞分裂しないから。

最近、溌貴君も峻貴君もよく食うようになりましたよ。
特に溌貴君は完全に大人並みですね。
近所の中華料理屋のお気に入りのチャーハンなら一人前ぺろりです。
まだ偏食は多くて、食べられないおかずが多い。
先日のボーイスカウトキャンプの時も、おかずはほとんど食べられなかった。
その代わり、ご飯を3杯お代わりしていました。
毎日ウンコもドカンとしていましたよー。

大人は1食食えば十分。3食食べちゃうと食べ過ぎになっちゃうんですね。
子どもは3食しっかり食べ、3時のおやつも「第4の食事」だからおにぎりなど身体を造るものを食べる。
それがきちんと成長するために必要なことなんです。

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