2011年10月26日水曜日

どっちに転んでもシメタ

NHKテレビ「仕事学のすすめ」伊藤真『”司法試験流!知的生産術』NHK出版\524-

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自分にとって嫌な人から気に障ることを言われるともう、「こんちきしょう」と思ってしまうわけです。
昔は怒りの気持ちが沸き起こって、それが結構あとを引くところがありましたね。
けれども、考えてみれば、その人が自分にとって心地よいことを言ってくれようが、そうでなかろうが、やはりどちらも意味があることなんです。
気に障ることを言われて、まだそこで苛立っているようならば、「自分は未熟な人間だと教えてくれた、自分にとって価値のある人である」と思えばいい。
「万物すべて、これ師たらざるものなし」のように、どんなに嫌なヒトでも、まだ自分が成長過程にあることを教えてくれる師だと、理屈で考える訓練を繰り返していったんです。
結果的に本当にそう思えるまでに10年かかりましたね。
それで、最初は何か嫌なことを言われた時に1週間ぐらいあとを引いていたのが、3日になり、1日になり、3時間、1時間、3分と、だんだん短くなり、今は3秒くらいでふっ切ることができるようになったんです。
それが瞬間的にできるようになると、もう仏になってしまうんでしょうね(笑)。(87p)

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