2012年5月17日木曜日

スーパームーンが分からない

こんにちは

半月ほど前、スーパームーンを見ることができた。
満月が大きく見える。最小のときと比べ、直径が14%、明るさは30%大きく見える。
月の公転軌道は楕円だから、地球に近いときと遠いときがあるのが原因だという。

直径が14%違うということは、楕円軌道の長径と短径も14%もちがうということだ。
それはいい。
だが、満月の時に、地球に近い時もあれば遠いときもあるということだ。
スーパームーンになったり、小さく見える月になったりする。
つまり、月の公転軌道も自転しているということだ。
どうして月の公転軌道は自転しているのだろうか。

地球と太陽との重力の関係で言えば、満月の時の月は地球から遠い場所を回っているべきだ。
だって、地球と太陽と両方の重力が同じ方向から働くから、地球から遠いところを回ることによって遠心力を大きくしないと、地球に落ちてきてしまうから。
逆に新月の時は、地球のそばを回るはずだ。地球と太陽の重力は逆方向から働く。
合成された重力は、弱くなる。地球のそばを回らないと、月は地球から離れていってしまう。
だから、満月は小さく、新月は大きく見えるのが当然のはず。
なのにスーパームーン現象が起こる。
それは月の公転軌道も地球に対して自転していることを示している。
なぜだ。

ところで、ぼくは今年はじめてスーパームーン現象というものを認識した。
けっこういろんなところで報道されたからね。
でもスーパームーン現象自体はそれほど珍しいものでもなく、1年に1回くらい起こっているらしい。
NASAのHPによると、前回は2011年3月19日に起こっている。
今年は5月5日。
なぜ今年はこんなに報道されたんだろうね。
それも不思議。

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