2012年5月1日火曜日

SPring8一般公開、すんごく楽しい!


こんにちは

昨日はSPring8の一般公開。
ぼくも、例年通り理科工作教室と科学のお話会で参加です。

今年の理科工作教室のネタは「吹きごま」。プラ板で作ります。
理科工作ネタはもちろんぼくのオリジナルではなくて、本やネットから探して選びます。
ネタ自身はオリジナルじゃなくても、それを選ぶセンスはぼくじゃなきゃ。
危険が少なく、小学1,2年生でも作れて、幅広い年齢の子が楽しめるもの。
しかも工作時間は10分間程度。
さらに、準備がそれほど大変じゃないもの。
なかなかきびしい境界条件でしょ。

これまではSPring8の研究と関連のあるものを見つけてきたんですが、今年はちょいと関連性なしかも。
ま、楽しければいいや、ってことでー。
で、この吹きごま、幼児から小学生くらいの子どもたちにバカうけでしたよ!
朝一番からずっと満席状態でした。

一人に4つ作れるだけの材料をあげました。
ぼくの目論見では、理研で一つ作って、残りの3つは家で作ってもらおうと思っていました。
それなら一人10分もあればできる。
が、楽しくて4つとも理研で作る子も続出。
順番待ちの子も出ちゃいました。
「これ、めちゃ面白い!」って言ってくれる子もいて、ハッピーですなー。

この吹きごま、うまくやると回るだけじゃなくて飛び上がるんです。
ぼくも含め、大人は全然飛び上がらせることができないのに、子どもはものすごい集中力で息を吹き付け、びゅんびゅん飛び上がらせちゃうんです。
びっくり!
子どもってスゴイねー。

ぼくの科学のお話会も盛況で、全6回やりましたが毎回満席、立ち見も出るほど。
嬉しいですねー。
例年お客さんの出足が遅いから、1回目は10:30から開始 のつもりでした。
ところが9:45頃からお客さんがたくさん来場し始めました。
その中のある親子連れの方から、「去年もこのお話会が楽しかったので、また来ました。何時から始まりますか?」と言われ、急遽 10:00から開演に変更。

お話会の内容は「世界一のX線レーザー施設SACLA」のお話。
毎年ほぼ同じなんですが、SACLAの発展に伴って少しずつ内容を変えています。
今年はス パコン「京」とSACLAの関係をお話ししました。
なので、一回聞いたらもういいや、ではなく、何回聞いても新しい知識が得られて面白い、にしたい。
お話 もSACLAの成長と共に発展させていけたらいいなーと思っています。
そしてそれが来場者にも伝わって、毎年聞きに行きたいね、って思ってくれたら最高です。

お話会の最後は、10円玉と1円玉を積み上げて電池を作り、それでLEDを光らせる実験をしてもらいます。
これも毎回大好評です。
自分のお子さんが光を出 すことに成功すると、親御さんは必ずと言っていいほどその姿を写真を撮っていきます。
お子さんも誇らしげな顔をするんですよ。
いいですよねー。

お話会は40分間くらいの内容。
これを1時間に1回演じるわけです。
けっこう忙しい。
お話会が終わっても、ネオジム磁石を触ってみたい子どもや、圧電素子で感電してみたい 子どもがたくさん居残ります。
子どもたち、理科的体験を欲しているんでしょうね。
そんなことやっているうちに、次の開演時間が近づいてきちゃいます。
なので、休憩時間がありませんよ。
ま、それも嬉しいことです!

山奥の研究所にも拘わらず、おかげさまで過去最高6000人近い方に来ていただきました!
嬉しいですねー。
今年いらっしゃれなかった方、来年はぜひ。
楽しいですよー。

0 件のコメント: