2012年7月25日水曜日

個性を伸ばすには、まず勉強!

こんにちは

子どもには個性があるから、勉強もそれぞれの子どもに合った内容、方法でよい。
という考え方は間違いだ。
基礎的な学力を身につける小学生には当てはまらない。
特に4年生までに習う読み書き計算は,万人にとって人生を生き抜いていくための基礎となるものだ。
強制してでも習得させなくてはいけない。

子どもは勉強を強いると嫌がるかもしれない。反発するかもしれない。
だって面倒くさいもんね、勉強って。
子どもは努力するとはどういうことか、集中するとはどういうことか体験していない。
だから不安なんだ。
不安なことはやりたくない。当然の心理。
親や教師はそこで負けてはいけない。
やるべきことはやれ!子どもの仕事は勉強だ!ときっぱり言おう。

もちろん、長時間勉強を強いるのも逆効果である。
最初は10分間からでもいい。
時間で切って勉強させる。
10分がんばったら今日はお終いだよ、と終わる時間を最初に伝えるのだ。
人間は,終わりが見えているなら地獄にも耐えられるものなのだ。

最初はしぶしぶ従っていた子も、できるようになるにつれ勉強が面白くなってくるものだ。
そうして3ヶ月くらいかけて、徐々に勉強時間を延ばしていく。
といっても、学年×10分ないし20分程度でよい。
小学高学年でも2時間以内で十分だ。
子どもには遊びの時間も大切だからね。

実はきちんとした基礎学力が身についた子の方が,個性を伸ばすことができるのだ。
個性とは自らのやりたいことを「実現していく」ことによって伸びていくものである。
やりたいことを実現するためには、しっかりとした基礎学力が武器になるからね。
学力なしに好きなことをやろうなんて、武器なしに戦いを挑むようなものだ。
負ける確率は高い。

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