2012年8月7日火曜日

子どもの意欲を引き出す10カ条


こんにちは

先週末、学力研(岸本裕史さんが始められた研究会)に行ってきました。
http://gakuryoku.info/
学力研の主要メンバーである、久保齋さんという先生に衝撃を受けました。
なんか面白い先生なんですよ。
この先生なら,子どもは一発で従っちゃいそうです。
そういうオーラがバリバリ出ている。
ぼくも一目惚れです!
さっそく著作を何冊かアマゾンに注文しました。

さて、久保さんは、子どもの快適な情動を引き出せば、学級は快適になり、子どもは意欲的になると言っています。
それを10カ条にまとめています。
久保さんは小学校の先生だから、6歳から12歳くらいの子どものことを言っています。
それより幼い子どもや、中高生には当てはまらないかもしれないけど,非常に参考になります。
ちょいとみなさんにもお裾分けです。
 (・・・からはぼくの意見です)。

第1条 子どもは競いたがる
    ・・・だから競い合う場面を用意しろ

第2条 子どもはまねをするのが好きだ
    ・・・よいことは真似させろ、オリジナリティより真似

第3条 子どもはボスがいると落ち着く
    ・・・教師がボスになれ
       子どもの誰かにボスの座を奪われるから学級は崩壊する

第4条 子どもはできることを何度も何度もやりたがる
    ・・・小学生は難しいことをやらせるより、
       易しいことを繰り返す方が育つ

第5条 子どもはワイワイやるのが好きだ
    ・・・時々、思いっきり開放してやれ

第6条 子どもは自分のできることを友達に教えたがる
    ・・・どの子にも得意なこと、自信になることを身につけさせよ
       そしてそれを子ども同士教え合わす場面をつくれ

第7条 子どもはちょっと難しいことが好きだ
    ・・・読み書き計算の基礎学力が身につけば、
       子どもは難しいことにも挑戦したくなる

第8条 子どもは仲間の成長を喜ぶ
    ・・・誰かが伸びるところを目のあたりにすると、他の子も伸びる
       だから学級は多人数じゃなきゃダメだ

第9条 子どもは認めるとやる気を出す
    ・・・注意ばかり、叱ってばかりでは子どもは育たない

第10条 子どもは限定された中での自由を好む
    ・・・まず枠をきちんと教師が決めてやれ
       その枠内だったらつべこべ言うな




ね、いいでしょー。
その他、久保語録をいくつか。

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教師は教えるだけでは教師ではない。
教えたことを習熟させ、文化まで高めてようやく教師の役割を果たせたのだと考えるようになった。

学級崩壊とな何か。
担任の指導が入らなくなり、子どもたちがサル返りしている状態を言う。

決めた限りは必ずやり遂げる、これは組織原則である。
このリーダーの覇気が組織に息吹を吹き込むのだ。

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