2013年2月11日月曜日

ぼくらが勉強する理由

こんにちは
 
休日は子どもたちに勉強を教える。
1日30~40分だけどね。
今日は長男に分数の約分を教えた。
一桁の割り算を暗算でできるようになったから。
 
約分の意味をちょいと説明してから練習。
あっという間にできるようになっちゃった。
「すごいね、約分は5年生で習う勉強だよ」と言うと、すごく喜ぶ。
絶対、錯覚してくれたと思う。
 
子どもを勉強好きにするには、自分は勉強ができる、と錯覚させることだ。
その方法はすごく簡単。
自分の学年よりちょっと先をやること。
 
特に算数はこれがやりやすい。
段階を踏んでいけば、間違いなく先に進められる。
そして、今の子供の実力の5~10%増しの負荷をかける。
 
いきなり20%も30%も負荷をかけちゃいけないよ。
大きな負荷は、もちろんできればいいのだが、できない可能性も高い。
それはバクチである。
堅実に行く。
ちょっと難しいけど、できちゃった。
その経験が大事。
 
先取り学習をすることがよいというのは、ぼくは以前から知っていた。
5年生までに小学校で習う読み書き計算を終わらせちゃおうと思っていた。
なので、小2のうちに3年生の1学期くらいまで進めればいいかなと思っていた。
 
ところが、友人のまこくんの家ではもっと先までやらせていると聞く。
今現在の子どもの知能で可能なら、別に学年なんか関係ない。
学年枠など気にせずどんどんやる。
なるほどー。
持つべきものは優秀な友人である。
我が家でも遠慮なくやろうと思ったのだ。
 
実際やらせてみると、ぼくが思っていたよりもずっと小2の頭脳はかしこいのだ。
段階さえ踏めば、どんどんとできるようになってしまう。
それも無理なくである。
我ながらびっくり。
 
勉強の合間に、子どもたちになぜ勉強しなければならないか、語って聞かせる。
勉強するのは誰かに勝つためじゃないよ。
はっちゃんもずっとまこくんと友だちでいたいだろう。
でもはっちゃんが、まるで勉強のできない子だったらどうだろう。
友だちでいらえるだろうか。
はっちゃんだって、アホな子がいたら助けてあげるかもしれないけど、友だちになろうとは思わないだろう。
 
友だちって、困ったときに助け合える存在。
助けてもらうばっかりじゃなくて、時には助けてあげることもできる。
そういう人同士じゃないと友だちでいつづけられないんだ。
 
つまり、いい友だちをつくるため、よい仲間をつくるために勉強するんだよ。
勉強しない人は、よい仲間にはなれない。
悪い仲間でつるむことしかできないんだ。
 
もちろん大人になっても、ずっと勉強はし続けなければならないんだよ。
素晴らしい人たちの仲間になって、楽しい人生にするためにね。
 

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