2013年7月7日日曜日

七夕のひみつ

今日は7月7日、七夕です。
すでに梅雨が明けちゃったようですが、今晩は曇りで星空を見ることはできません。
平年は7月7日はまだまだ梅雨の真っ最中。

7月7日に星空を眺めることなんか滅多にできません。
なのになぜこの時期に七夕なんでしょうか。

現在は新暦(太陽暦)を採用しています。

実は七夕は本来、旧暦(太陰暦)の7月7日の行事なんですね。
今日は旧暦では5月29日
空を眺めるには適しない時期なんですよ、まだ。

今年は8月13日が本当の七夕の日なんです。

太陽暦で8月13日が、太陰暦の7月7日なのです。
太陰暦なので、月の形と関係があります。

太陰暦は月が新月から新月になる期間、だいたい29ないし30日を1ヶ月としていました。

月初めは新月、15日目が満月、そしてまた月末が新月。
これを繰り返しています。
なので、太陰暦での7日は半月、それも上弦の月なんです。

夏は天の川がよく見える季節です。
旧暦の7月7日には上弦の月が天の川あたりに見えます。

七夕の伝説に、彦星と織り姫星のお話があります。

彦星と織り姫は恋人同士なのですが、天の川の両岸に離ればなれに住まわされています。
普段は会いたくても会えないのです。
でも、年に一度7月7日だけは会うことが許されています。

7月7日、月は半月、上弦の月ですから船のように見えます。

その船が天の川に浮かんでいて、ゆっくりと天の川を渡っていくように見えるのです。
その船に乗って二人は会うことができるわけです。
おや?月の船に乗るのは織り姫?彦星?

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