2013年12月1日日曜日

読み書き計算は、やりたいことに没頭するための「技術」である

11/2、我が子たちに算数検定を受検させ」ました。
とんたんは12級(小1の1学期修了レベル)、はっちゃんは9級(小3修了レベル)。
昨日、結果が届きました。

二人とも合格!
素晴らしい!
とんたんは20問全問正解、満点です。
はっちゃんは20問中19問正解です。

はっちゃんは、試験受験後すぐ「お父さん、この問題だけ分からなかった。教えて」と言ってきました。
直方体の辺の数を問う問題でした。
これは学校でもまだ習っていないし、過去8回の過去問にもなかった問題です。
まあできなくてあたりまえでしたね。

できる子は自分ができなかった問題をはっきり覚えているものです。
そしてそれを即勉強してしまう。
勉強で大事なことは、分からないこと,できないことを放置しないことです。
知識、技能の「穴」を作らないことです。
勉強ができる子はそれを確実にやっているのです。

もっとも、できなかった問題数が少ないからそれができるわけです。
できない問題だらけだったら、膨大な数の穴埋め作業は困難でしょう。
だから,試験前にしっかりと受検勉強をしておくことが大事。
基礎的なことを理解し、過去問を解き、合格点を取れるまで自分を高めてから受検する。 

そういう準備なしに試験を受けても、活用できませんからね。

次は1月末にある漢字検定。
とんたんは初受検で、10級(小1修了レベル)に挑戦。
はっちゃんは7級(小4修了レベル)に挑戦です。
毎日コツコツと少しずつでも勉強させています。

小5までは、算数検定と漢字検定を家での勉強の主軸にしていこうと思います。
小5までに小6までの読み書き計算は終わらせちゃうつもり。
なぜか。

読み書き計算は技術=道具です。
本質を学ぶには技術がないと困難。
だからそれを先に身につけてしまうのです。
もちろん,できる範囲で、急ぎすぎず。

技術が身についていれば、本質に集中できます。
字が読めない、言葉の意味が分からない、ちょちょいと計算できない状態では、気持ちが拡散してしまいます。
集中できれば楽しくなります。
深く広く学ぶ気持ちが生まれます。

読み書き計算の技術が身につけば、中学生,高校生の時代に好きなことに没頭できます。 

ぼくの職場の活躍している学者さんに話を聞くと、中学1年生で高校までの数学をやり終えちゃったとか、物理をやり終えちゃった、みたいなことを言っています。
もちろん勉強だけじゃなく、部活でもマニアックな趣味でもいいでしょう。
読み書き計算が身についていれば、授業や学校の勉強はほどほどにこなせるので、部活でも趣味でもたっぷり時間を使えてガンガンと打ち込めます。
中学、高校はそういう年代であってほしいのです。

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