2014年11月24日月曜日

ニートになるな、勉強しろ

11/21ははっちゃんの満10歳の誕生日でした。
もう理屈がわかる年齢になったってことで、こういう話をしてみました。

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ニートって知ってる?

「引きこもりのことでしょ。」

うん、引きこもりもそうだけど、引きこもってないニートもいるよ。

「仕事を探してる人?」

探している人はニートじゃないんだ。
ニートってね、仕事をしていない人で、かつ仕事を探しもしない、仕事につくための練習、訓練もしていない人のことなんだ。

「なるほどー。」

何でニートになっちゃうんだと思う?

「仕事が嫌いだから?」

そうだね。何で仕事が嫌いなんだろう。好きになれないのかな。
実はね、ニートの人も1回か2回かは仕事をしたことがあるんだよ。
でも仕事がうまく出来ない。社長さんや上の人から怒られてばっかり。
怒られれば誰だって嫌になる。

普通の人は怒られれば、次は怒られないようにしようと思って、覚えたり、練習したりするよね。
でもニートになっちゃうような人は、怒られてもそこを直せないんだよ。
覚えることができないし、練習しようとしても何をやればいいかわからないんだ。
もちろん、仕事ができなければ社長さんだって上の人だって、ちゃんと教えてくれるんだ。
でもそれが理解できないんだね。
何を言っているのか理解できないんだ。
なぜだと思う?

「勉強しないから?」

そうなんだよ。
勉強ってさ、新しいこと、自分が知らないことやできないことを、知ったりできるようにしたりすることだよね。
仕事って、難しい仕事だけじゃなくて、たとえ簡単な仕事だって、自分が知らないこと、できないことがあるわけさ。
そういう新しいことを勉強しなくちゃいけないんだよ。

学校の勉強は全部新しいことだよね。
自分の知らないこと、できないことを勉強する。
勉強して練習して覚えたり、できるようにする。
それは仕事をするときに必要なことと同じなんだよ。
子どもの仕事は勉強、っていつもお父さんは言ってるけど、こういう意味なんだよ。

「なるほど!」

お父さんもお母さんも、はっちゃんにもとんたんにもニートにはなって欲しくないんだよ。
はっちゃんだってなりたくはないだろう。
だから、子供のうちから学校の勉強をしっかりやるのは大事なことなんだ。

仕事をして、それをすぐ覚え、できるようになることができれば、役に立つことができるよね。
社長さんだって上の人だって役に立つ人は大切にしてくれる。
役に立たない人は嫌だよね、あたりまえだけど。
だから勉強するってことは、役に立つ人間になるってことなんだよ。
役に立つ人は、会社でも社会でも大切にされる。
なぜ?

「お金を稼ぐから」

うん、でね、お金を稼ぐって自分のためだけじゃないんだよね。

「ああ、税金でしょ」

そうそう、税金もそうだね。
税金はみんなのために使われる。
税金だけじゃなくて、会社の儲けが多くなれば、社員が増えるでしょ。
そうすると、失業する人が減るわけだ。
幸せになる人が増えていくってわけ。
自分だけがハッピーになるんじゃなくて、たくさんの人をハッピーにすることができるんだ。

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