2015年2月28日土曜日

よいテスト、悪いテスト

1/16に学校で受検した漢字検定の結果が届きました。
はっちゃんは5級(小6修了レベル)、とんたんは9級(小2修了レベル)に挑戦しました。
結果は二人とも合格!
すばらしい!
 
はっちゃん5級は、182点/200点=91%。
とんたん9級は、144点/150点=96%。
二人とも90%超えました!
週末に間違えたところを復習して、上級への挑戦を始めましょう。
 
目標は,小6で新書が読めるレベルになる,です。
漢字の読み書きはそのためのツール。
漢字の練習は、語彙力増強と密接に関係しています。
たくさんの言葉を覚え、理解できれば、高度な本も読めるようになります。
知識を増やすのは、読書が一番効率的。
専門書の一歩前の入門書が新書ですから、新書が読めぬ人に専門書が読めるわけがないのです。
小6で新書を読み始め、いろんな学問分野に触れ、自分の適性、進路を見つけていって欲しい。
だからそこまで鍛えてやるのは親の仕事だと思っているのです。
 
テストには2種類あると思っています。
ひとつは「評価のためのテスト」です。
選別のためのテストと言ってもいい。
入学試験などはこれですね。
受験者の優劣を判断し、選別するためのテスト。
よって、子どものためと言うより評価者のためにやるテスト、ということになります。
 
もうひとつは「育てるためのテスト」。
学校でやる小テストや定期テストがそうです。
学校でテストする理由は、子どもを育てるためが第一であって欲しいと思います。
もちろん、評価するためにもテストをすることもあるでしょうが、評価のためだけのテストは学校でやって欲しくない。
 
育てるためのテストは、子どものためにやるテストですから、子どもを元気づけ、自信を付けさせるものでなければいけないと思います。
そのために、きちんとハードルの高さを示し、それを目指して努力させ、最終的によい点数を取らせる。
努力とよい結果を結ぶテストが、育てるためのテストなんだと思っています。
だから、学校で、特に小学校段階の子によい点数を取らせないテスト、取らせられない先生は罪悪だと思います。
子どもの元気を奪い、自信を失わせ、やる気もなくなるからです。
 
子どもが、テストを好きだとしたら、学校で「育てるためのテスト」がやられているってこと。
子どもが、テストは嫌いだとしたら、学校で行われているテストは「評価のため」だけのテストだってこと。
実を言うと、育てるためのテストをやると、子どもの学力は上がります。
すると、評価のためのテストでもいい点数を取れてしまいます。
ますます自信が付き、テストなんか恐くなくなります。
だから、子どもをテスト好きにしなくちゃね。
 
漢字検定もそうでなくてはならないと思います。
漢字検定は出題範囲が明確です。
過去問もたくさん用意されており、何をどれだけやればいいかが明確。
子どもの年齢にもよりますが、半年程度毎日10分間程度やり続ければ、90点以上取れるレベルに必ずなります。
一定量の努力をコツコツと続けさせ、学習習慣=努力する習慣を身につける。
合格させ、しかもよい点で合格し、学年相応の漢字力=語彙力を身につけさせる。
それによって子どもに自信を付けさせ、元気づける。
漢検は上手く使えばとてもよいシステムだと思います。
 

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