2016年8月20日土曜日

過去問対策マニュアル

こんにちは

この夏休みから溌貴の第一志望校の過去問対策を始めた。
過去問の取り組み方についてメモを作った。
第一志望校は基本的な問題しか出題されないので、過去問集での独学も可能だろう。
過去問10年分を3回は繰り返す。
過去問10年分を完璧に仕上げると、本番で80点は取れるはずだ。
余裕で合格できる。

勉強の基本は、独学である。
問題を解き、答え合わせをし、解説を読む。
人に教えられるより時間はかかるが、独学のほうが後々の伸びは大きい。

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過去問のやり方

算数 理科 朝50分間ずつでやる

算数、理科は毎年、大問が7問か8問出題されます。
これを本番では30分間で解きますから、1問あたり4分くらいでこなさないとなりません。
スピードも大事です。
今の段階では1問5分で解く練習をしましょう。
大問1問ずつ以下のように練習しなさい。

1.タイマーを5分間にセットし、解き始めなさい。

2.解き終わった、あるいは5分経ったら答え合わせをする。算数は分からなくても5分は考え続けること。理科は知らなければあきらめて解答を読む。

3.正解だったら、問題番号に✔︎を書き入れ、次の問題に進む。
   間違っていたら解答を読んで理解する。大事なところに赤線を引く。
    理解できたら問題番号に△を書き入れ、次の問題に進む。
    理解できなかったら問題番号に◯を書き入れ、次の問題に進む。

4.△の問題は翌日もう一度解いてみなさい。
   解けたら問題番号に✔︎を書き入れる。
   解けなかったらもう一度解答を読んで理解しなさい。
    次の日も解いてみて、✔︎が付くまで繰り返しなさい。

5.◯の問題は、お父さんが帰ってきたときに質問しなさい。


社会科 50分間

社会科は毎年、大問が6問出題されます。
これを本番では30分間で解きますから、1問あたり5分くらいでこなさないとなりません。
スピードも大事です。
社会科も1問5分で解く練習をしましょう。
大問1問ずつ以下のように練習しなさい。

1.タイマーを5分間にセットし、解き始めなさい。

2.解き終わった、あるいは5分経ったら答え合わせをする。知らないことはさっさと解答を読む。

3.正解だったら、問題番号に✔︎を書き入れ、次の問題に進む。
   間違っていたら解答を読んで理解する。大事なところに赤線を引く。
    理解できたら問題番号に△を書き入れ、次の問題に進む。
    理解できなかったら問題番号に◯を書き入れ、次の問題に進む。

4.△の問題は明日もう一度解いてみなさい。
   解けたら問題番号に✔︎を書き入れる。
   解けなかったらもう一度解答を読んで理解しなさい。
    次の日も解いてみて、✔︎が付くまで繰り返しなさい。

5.◯の問題は、お父さんが帰ってきたときに質問しなさい。


国語 5分間

国語は溌貴の得意科目なので、音読だけでいいです。
毎日大問1問ずつ問題文を音読しなさい。
これを夏休みの音読課題とします。
タイトルはお父さんが問題文 冒頭に赤ペンで書き入れておきました。
ところどころに□など空欄がありますが、ここは自分でどんな言葉が入るか考えてみましょう。
解答を見て、自分の考え が合っていたか確認してみなさい。

2016年7月16日土曜日

夏休み科学教室のお知らせ

今年の夏休みもあちこちでやりますよー。
お近くの方、ぜひどうそ!


7/25(月) 八尾市立龍華図書館 http://web-lib.city.yao.osaka.jp/ 
        電話: (072)922-8007 / FAX (072)922-7057


     ・おもしろ科学実験教室「化学入門」 10:30~12:00
     ・おもしろ科学実験教室「化学入門」 14:00~15:30
     ・教育講演会「我が子を理系に育てる」  16:00~17:00


8/11(木) 川口総合文化センターリリア 11階中会議室 https://sites.google.com/site/tanoshikozaunei/event_20160811

     ・こども実験教室 10:30~12:00


8/21(土) 泉佐野市立中央図書館  
       https://library.city.izumisano.lg.jp/event/event_natuyasumi.html

      ・夏休み科学実験教室「光が生まれるひみつ」   
         10:00~11:30


8/22(日) 和泉市シティプラザ図書館
       http://www.library.izumi.osaka.jp/library/city/event/160821.html

       ・夏休み科学実験教室「光が生まれるひみつ」 10:00~11:30


8/22(日) 和泉市北部リージョンセンター図書館
       http://www.library.izumi.osaka.jp/library/hrc/index.html

       ・夏休み科学実験教室「光が生まれるひみつ」 13:30~15:00
       ・教育講演会「我が子を理系に育てる」  15:30~16:30


8/27(土) 高砂市立図書館 
http://takasago-lib.jp/index.html

     ・夏休み科学実験教室「光が生まれるひみつ」 午前



8/27(土) 加古川市立ウェルネスパーク図書館 
http://strkstrss.jp/wellnesspark/library/

     ・夏休み科学実験教室「光が生まれるひみつ」 午後

2016年5月22日日曜日

がんばればいいことが絶対ある!

こんにちは
4/17に受検した算数検定の結果が届きました。
峻貴8級(小4レベル)、溌貴4級(中2レベル)ともに合格!!
すばらしい!溌貴(4級、中2修了レベル)1次計算技能は29/30≒97点と素晴らしい出来。2次数理技能は13/20=66点と、今の学年からしたらよく健闘したと思います。
溌貴はひとまず今回で数学検定はお休みして、中学受験が終わってから再開しようと思います。
中学受験が終わり次第勉強を再開すれば、小学校卒業までに3級(中3レベル)合格までいけそうです。
そして中学に入ったら、高校数学を開始です。
中学校のカリキュラム(学習指導要領)はかなりゆるいので、公立中学校のペースで勉強していると高校生になってから厳しくなってしまいます。
だから私立中高一貫校では、早め早めに中学レベルのカリキュラムは進めていくわけです。
高校生活を余裕を持って楽しむためにも、数学と英語は、基礎が出来上がって、かつ論理力も記憶力も育った中学生時代に、少々先までやってしまうのがよいと思っています。
峻貴も順調ですね。
峻貴(8級、小4修了レベル)23/30≒77点です。
小4になったばかりとしては、まずまずの出来でしょう。
でも、最初の単純な計算問題で2問落としたり、正答率が7割以上の問題を落としたりしているので、まだ丁寧さに欠けるようです。
試験時間はたっぷりあるのだから、丁寧にやること、よく見直すことを徹底して鍛える必要がありますね。
誰もができることは、ほぼすべて自分も出来るようになる。その上で、他の人にはできないことをひとつふたつ。それが正しい個性の作り方。
7月に再度8級を受検させようと思います。
この調子なら、小5までに6級(小6レベル)に到達できそうです。
峻貴小4は、今はひたすら読み書き計算をがっつりと。
漢字検定ステップ7級(小4修了レベル)をひととおり完了させました。
なかなか筆圧のあるしっかりとした文字を書くようになりましたね。
えんぴつの持ち方も合格です。
漢字検定は7月初旬に行われるので、それまでに7級で90点ラインを超えるよう、くり返し練習です。
漢字の読み書きは、とにかくこまめにくり返すしかありません。
もちろん、部首の知識や字義を知ることも漢字を覚えるためには大切ですが、それよりも繰り返し。
一度に覚えようとはせず、何度も何度も、毎日毎日、朝夕必ず、読んで書くしかないでしょう。
漢検ステップの次は、『蔭山ドリル』を使って反復です。
この『蔭山ドリル』を一月ほどで完了させ、残り一月で過去問ですね。
学校で習うよりちょっと先までやっておく。
それが自信になると思っています。
そして小6になったらすぐ、受験勉強に入れる体制を作っておく。
基礎を充実させておかないと、受験の応用問題は手ごわすぎます。
だって応用は、基礎の組み合わせですから。
溌貴は来週、早稲アカの武蔵クラス入塾テストがあります。
その対策として、ぼくと一緒に武蔵中入試過去問に取り組んでいます。
武蔵は記述問題だらけですので、文章力のある溌貴には向いていると思います。
過去問を実際の解答用紙を使って、どのくらいの分量の記述を、どのくらいの文字の大きさで書けばいいのかも練習しました。
今日やった社会科では、弾劾裁判の、「弾」「劾」それぞれの字義を調べたり、ちょっと寄り道しながら楽しく勉強。
なるほどー。教養人になれそう、おれも(笑)。
入塾テストは再来週。
合格できるように、少しずつ積み上げます。
入学試験というのは、これまでどれだけがんばってきたかを試験するわけじゃないんです。
これからどれだけがんばれるかを試験するもの。
だから、学校はどのくらいの学力を持っている生徒を入学させようとしているのかを知らないとダメ。
過去問をやっておくのは、そういう意義があるのです。
これは、生産管理、品質管理という工学の概念と似ていますね。
QC(Quality Control;品質管理)の3要素は、入り口(素材)管理、工程(プロセス)管理、出口(製品)管理。
QCで歩留まりをよくするコツは、入り口管理と工程管理なんです。
よい素材を仕入れ、よい製品に仕上げる。
出口管理では、時すでに遅し。
いくら優れた学校、教師でも、素材が悪ければ、いくら授業をよくしてもよい教育はできません。
だから、素材としての自分を高めてから、入学しなくちゃ。
そうやるから、入学後も楽しく自分を伸ばしていけるのです。
ということを、溌貴と入試過去問をやりながら考えました。
一流校は、入り口管理をしっかりやってるなーって。
さてさて、算数・数学検定の結果はおじいちゃん、おばあちゃんにも見ていただきました。
二人ともスイミングの昇級試験にも合格したので、お祝いのお小遣いをいただけリッチになれました!
こういう、がんばってよかった、がんばればいいことがある、という思いも大事ですね。
ぼくもまだまだ子供たちに負けちゃいられません。
今年の技術士業績発表会の発表者に採択されましたよ。
ぼくが提出した論文の査読結果に隊して、こういうコメントをつけていただけました。
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全体的評価
小規模クリーンルームの従来システムの問題点を把握して,その解決策を温湿度センサー関係の問題に重点をおいて,よくまとまっています。
成果として,省エネ効果,イニシャルコスト・ランニングコストの具体的な数値の追記や,温湿度センサー以外の他の機器に関する改善手法の提示,改善提案の図などによる具体的な表現が追記されれば更によい論文になると思います。
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嬉しいですねー!
まだまだぼくも打席には立ち続けます!

2016年5月7日土曜日

詰め込めるときにしっかり詰め込め!

こんにちは。
 
峻貴には、休日朝夕50分勉強させています。
学年×10分+10分間≒50分間。それを朝と夕方2回ですね。
GW前半、溌貴がボーイキャンプでいなかったので、おれがつきっきりで勉強させました。
すなわち、休ませない(笑)。
算数、音読、算数、日記、算数とそれぞれ10分ずつ次々とやらせました。
50分間集中して勉強する訓練です。
 
集中力は大人になってから身につけるのはとても厳しいものだと思います。
子供のうちに、いろいろな機会に、段階敵に鍛えておかないと。
まだ小学生ですから、時々はつきっきりでやらせることも必要だと思います。
飽きないように、10分刻みで、いろいろなメニューをやらせ、集中するとはいかなる状態かを体感させる。
 
峻貴には常々こう言っています。
 
  いいか、峻貴。
  デブほど一生懸命勉強しなくちゃいけないんだ。
  なぜなら、デブはデブだと言うだけでバカに見えるからだ。
  ところがデブなのに勉強ができると、
   「デブなのになかなかやるなあ!」って思ってもらえるんだ。
 
人生、少しハンディがあった方がいいんですよ。
学歴でも体重でも(笑)。
 
峻貴は集中学習の成果で、3年生算数応用編、完了。
4年生算数基礎編に突入です。
4年生算数も算数検定でかなりマスターしているので、これまでの2倍のスピードでこなしていきます。
小4のうちに、小5算数まで終わらせてしまう予定です。
小3まで丁寧に勉強したので、これに10歳脳が完成すれば、ガンガン勉強が進むはずなんです。
 
溌貴は休日は朝夕90分ずつ勉強させています。
6年生になったので、負荷を大きくしました。
増やした時間で、入試過去問に取り組み始めました。
まずは国語と算数から。
第4志望校の過去問、すでに国語は80点越え、算数も60点越えです。
理科、社会はまだ習っていない事項が多いので、ぼくと一緒に説明しながら解いていきます。
夏休み前までに、第1志望校の過去問10年間分を一通りやってしまおうと思っています。
そのためには、ぼくも毎週単身赴任先から帰ってこないとね(笑)。
 
4/17に受検した算数検定の結果がネットで公開されました。
峻貴8級(小4レベル)、溌貴4級(中2レベル)ともに合格!!
すばらしい!
何点で合格したのか詳細は、来週末か再来週初めに届く予定。
楽しみです!
 
溌貴は6年生のうちに3級(中3レベル)合格までいけそうです。
もちろん、1次(計算技能)90点以上、2次(数理技能)80点以上で合格してから、次の級に進みます。
中学に入ったら、高校数学を開始したいですねー。
高校数学は高校3年間で全部習得するのは大変厳しい内容だと思います。
4年間くらいかけたほうがいい。
なので、中学の内から勉強を開始した方がいいのです。
中高一貫校はそれが分かっていて、そういうカリキュラムが組めるからそうしているわけです。
合理性があることは、真似しなくちゃ。
 
中学校のカリキュラム(学習指導要領)は、すべての子供が履修することを前提にしているので、かなりゆるいのです。
ところが、高校のカリキュラムはほぼ全入となった今でも、3割くらいの進学率だった頃の時代に作られたカリキュラムなのです。
その上普通課高校は大学進学を前提にしているので、3年間でこなすにはかなり厳しい量と難易度になっています。
だから公立中学校のペースで勉強していると高校生になってから厳しくなってしまいます。
高校生活を余裕を持って楽しむためにも、少なくとも数学と英語は、基礎が出来上がって、かつ論理力も記憶力も育った中学生時代に、少々先までやってしまうのがよいと思っています。
 
峻貴も順調ですね。
小5までに6級(小6レベル)に到達できそうです。
学校で習うよりちょっと先までやっておく。
それが自信になると思っています。
峻貴も、算数は得意のようです。
というより、得意だと暗示にかけています(笑)。
自分は出来る!と錯覚でもいいから思い込む。
その方が実際にできるようになるんです。
野口悠紀雄先生の本にそう書いてありました。
子供、学生だけじゃなく、社会人もそうなんだって。
 
二人ともスイミングの昇級試験にも合格したので、おじいちゃんおばあちゃんからお祝いのお小遣いも。
リッチになれました!
こういう、がんばってよかった、がんばればいいことがある、という思いも大事ですね。
 

2016年3月20日日曜日

我が家の教育方針2016

こんにちは
 
来年度の我が家の教育方針を、子供たちに伝達。

徐々にやることを増やし、難易度も上げる。
その代わり、お小遣いの額も上げ、子供の裁量の範囲も広げる。
裁量の範囲とは、責任の大きさでもある。
 
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溌貴君
 
子どもの仕事は、勉強とお手伝いと遊びです。
みんなしっかりやりなさい。
 
勉強
6年生は毎日120分勉強しなくてはいけません。
加えて今年は受験をするので、休みの日は180分がんばれるようになりなさい。
朝は少し早起きします。
以下のようにやりなさい。
 
・学校のある日
  朝60分;漢字の練習、言葉の練習、算数の勉強、英語の勉強
  夕方60分;学校の宿題(日記は1ページでよいが、テーマを決めて書くこと)、朝のやり残しと復習、理科と社会科の勉強
 
・学校が休みの日、夏冬春休み
  朝90分;漢字の練習、言葉の練習、算数の勉強、英語の勉強
  夕方90分;日記と音読、算数の勉強、国語の勉強、英語の勉強、理科と社会科の勉強
 
・お父さんから渡される本を、通学中やひまな時間に読むこと。
 
・雨の日以外はランニングをしなさい。雨の日は階段の上り下りをします。
 
お手伝い
・洗濯物(自分のもの)をタンスにしまうこと。
 雨戸の開け閉め、食事前と後のテーブル拭き。
 時々、時間に余裕のある休日は洗濯をやりなさい。
 上履きは自分で洗う。
 
・ボーイスカウトの日の弁当を自分で作れるようになりなさい。
 
・週に一度は食器洗いもしなさい。
 
遊び
 ・3DS、WiiU、iPad、iPod、パソコン、ゲーム機でのゲームは休日だけです。
  ユーチューブも休日だけ見るように。
  ただし、パソコンは勉強や練習のために使う場合は平日も使ってよろしい。
 
お小遣い
勉強、お手伝い、遊びとも一所懸命できたら、毎月20日に6000円渡します。
 
 ・毎月最低3000円以上貯金しておくこと。臨時お小遣いは絶対にあげません。
 
 ・その他は自分で自由に計画的に使いなさい。おやつも自分で買いなさい。
  ゲームソフト、自転車など値段の高いものを買いたいとき、旅行などに行きたいときは、お母さんと相談して貯金から出しなさい。
 
 ・マンガ等楽しみのための本や、おしゃれのための服は自分で買いなさい。
  ボウズ刈り以外の髪型にしたければ、床屋代も自分で出しなさい(中学生卒業までロンゲ禁止です)。
  映画や遊園地へ行く費用、デート代も自分で出すこと。
 
 
峻貴君
 
子どもの仕事は、勉強とお手伝いと遊びです。
みんなしっかりやりなさい。
 
勉強
4年生は毎日80分勉強しなくてはいけません。
以下のようにやりなさい。
 
・学校のある日
  朝40分;漢字の練習、言葉の勉強、計算練習
  夕方40分;学校の宿題(日記は1ページしっかり書くこと)、朝のやり残しと復習、理科か社会科の本の音読
 
・学校が休みの日、夏冬春休み
  朝50分;漢字の練習、言葉の勉強、算数の勉強
  夕方50分;日記と音読、算数と国語の勉強
 
・お父さんから渡される本を、通学中やひまな時間に読むこと。
 
・雨の日以外はランニングとなわとびをしなさい。雨の日は階段の上り下りをします。
 
お手伝い
・洗濯物(自分のもの)をタンスにしまうこと。お風呂掃除。
 
・玄関掃除。
 
・週に一度、床のモップがけ。
 
・週に一度、お父さんかお母さんとカレーライスを作ること。ごはんも炊いて下さい。
 
遊び
 ・3DS、WiiU、iPad、iPod、パソコン、ゲーム機でのゲームは休日だけ。ユーチューブも休日だけ見るように。
  パソコンを勉強や練習のために使う場合は平日も使っていいので、何に使うかお父さんかお母さんに言ってください。
 
お小遣い
勉強、お手伝い、遊びとも一所懸命できたら、毎月20日に4000円渡します。
 
 ・毎月最低2000円は貯金しておくこと。臨時お小遣いは絶対にあげません。
 
 ・おやつは自分のお小遣いで買いなさい。
 
 ・その他は自分で自由に計画的に使いなさい。
  ゲームソフトなど値段の高いものを買いたいときや、子供だけで映画や遊園地や旅行に行きたいときは、お母さんと相談して貯金から出しなさい。
 
・今年からマンガ等楽しみのための本は自分で買いなさい。

2016年2月28日日曜日

人生はプロジェクトじゃない

こんにちは

受験はプロジェクトだが、勉強は、もっと言えば人生はプロジェクトじゃない。
プロジェクトは成功させねばならないが、勉強、人生に失敗や無駄はつきもの。
失敗するから成長、向上する。無駄なことをするから発見もある。
逆に言えば、失敗や無駄が出来るだけの余裕を持っていなければならない。

入試、資格試験もそうなんだけど、解けそうにない問題は飛ばせ、ってやるでしょ。
優先順位を着けるって意味もあって、悪いわけじゃないんだけど、必要悪でもあるんだよね。
現実社会では、飛ばしちゃいけないことだってあるんだから、たとえ難問であろうと。
解けそうにない問題を、優先度の低い問題と誤解しちゃう、規定しちゃう、そういう思考習慣が身についちゃうのは恐ろしいことだと思う。
特に指導者層に。

受験はプロジェクトだから、過剰な勉強は避け、目的に沿った必要十分なことだけやればよい。
だがしかし、本来の勉強には明確な目標、目的なぞないのだ。
目標、目的を「見つけること」が勉強の目的だからだ。
であるから、不可避的に試行錯誤を伴う。

失敗も多い。
無駄なこともやる。
悩みもする。
バカなこともやらざるを得ない。
逆に言えば、失敗、無駄、悩みから逃げない姿勢が、本物の勉強であり、確固たる人生を築くのである。
バカになれるかどうかってのも大事。 
おりこうさんには本物の勉強はできないのである。

プロジェクト仕事をちゃちゃっとやるコツは、目標、目的を明確にしてから始めることだ。
闇雲にやってはいけない。
反して本来の勉強は、闇雲にやるしかないので、時間がかかる。
なぜなら、目標、目的がないところから始めなければならないからだ。
目標、目的を発見することから始めなければならないからだ。
プロジェクトで悩むのは無能な証拠であるが、本来的な勉強で悩まぬ奴はやっぱりアホなのである。

しょせん、受験などプロジェクト仕事は「やらされる」勉強、仕事でしかない。
義務的なものでしかないのだ。
そんなものは、ちゃっちゃと終わらせるに限る。
そして、本来の勉強をやる時間と精神の余裕を生むのだ。

会社や組織も、プロジェクト仕事ばかりやっていると、発展がない。
役所は本来、そもそもプロジェクト仕事をやる組織。
東大は、プロジェクト仕事に長けた役人を養成する場所。
だから、キャリアの人たちでも「東大で終わった人」たちは自ら目標、目的を見つけるのは不得手なのだ。

受験などプロジェクト型の勉強は、やればやるほど、時間をかければかけるほど点数が上がる。
だからって、すべての時間をそこに注ぎこむと、自分で目標、目的を見つける練習、すなわち好きなことをやる時間を失う。
これは長い目で見ると、反って学力を低下させる原因となる。
反って人生を損なう恐れがあるのである。
気をつけなくちゃね。

受験はプロジェクト

こんにちは

はっちゃんが模擬試験を受験した後、必ず復習させるけど、全ての問題をやらせるわけではない。
正答率40%くらいまでの難易度の問題だけやらせることにしている。
つまり、はっちゃんを偏差値60程度のレベルにすれば十分、と考えているからだ。

偏差値=100-ある正答率の問題が解けるかどうか。
たとえば、正答率40%の問題が確実に解けるようになるなら、

  100-40=60

すなわち、その子の偏差値は60くらいになる。
これはかなり正しい経験則のようだ。

正答率が数%の超難問までできるようになる必要はない。
入試は限られた時間で、入試日という期限までに、必要な学力まで引き上げる「プロジェクト」だ。
無駄なことは「ほどほど」にしておく必要がある。
だから超難問まで勉強するのは、ある意味無駄である。
もちろん、好きならやってもいいのだが。

「ほどほど」というのが肝心で、たまには難問にも取り組ませたほうがよい。
プロジェクト言えども、無駄をまったく排除するのはよろしくない。
発展は無駄の中から生まれるからである。
逆に言えば、無駄なことも少しはできるような余裕も必要なのだ。
いわゆる、アンダーザテーブル。
こっそり好きな事をやるってことだね。

とにかくプロジェクトは短期決戦。
長期にわたってダラダラ取り組んではいけないものだ。
中学でも、高・大受験でも1年間くらいでやるべきだと思います。
1年間くらいで集中して取り組んだ方がよい結果が得られると思うのです。
そしてプロジェクトに、自分の時間と労力すべてを注ぎ込んではいけない。
せいぜい80%くらいに留めておく。
残り20%は余裕として残しておくべきなのだ。

はっちゃんは国語が特によくできる。
これまで塾に通っていないのだが、よく善戦していて、偏差値60超えをコンスタントに取ってくる。
で、返却される成績表の正答率を見てみると、国語の問題は各問ともほとんどが正答率50%以上なのだ。
つまり、国語ではトリビアルな問題は出題しにくいのだろう。
受験生側からいうと、当たり前のことをまんべんなく学んだ子が強い、ということになる。

野口悠紀雄氏も言うように、頭の良さとは国語力である。
つまり国語力とは、普遍的な能力なのである。
決して突飛な能力ではない。

大人になって、誰にもできない仕事ができるようになるためには、どうすればいいのだろうか。
誰にもできないトリビアルなことをやる必要はなく、むしろ誰にでもできることを確実にひとつひとつこなすことが一番の近道になるのである。
その力を国語で鍛えていると言ってよいだろう。
誰でもできることを、抜けなく、漏れなくコツコツとやる。
そういう人の方が良い仕事ができるのである。

反対に、算数は各問の正答率の差が大きい。
いかに自分に解ける問題を早く見つけるかが合格点をGetするためのキー。
できるかできないかを瞬時に分別し、先ずはできる問題から始める。
そして合格点レベルまで持っていった後に、難問にも取り組んでみる。
これも、社会に出てから役に立つ能力。

理科、社会も正答率の差が小さい科目だ。
覚えるべきことを覚え、あとは国語と算数の力で解く。
だから、理科、社会は国語と算数のアプリケーションと言える。
実社会に出て解決すべき問題は、ほぼすべて理科的な問題か、社会的な問題だからである。

2016年2月21日日曜日

我が家の英検大作成

こんにちは

 1月に、はっちゃんは英検4級に挑戦しました。
一般会場です。
その前々日には学校でも5級を受検。
5級は2回めの受検でした。
5級は前回80点台での合格でしたので、もう少し仕上げておきたかったのです。
で5級は、ものすごく手応えありだったそうですが、4級はどうでしょう。

実は、4級向けの勉強はまるでやってません。
5級までの知識で、どこまで行けるか。
そういう経験もしておいた方がいいと思って、受検させたのです。

人生、いつも準備万端とは行きません。
いきなり本番に引っ張り出され、今ある知識、技能で何とかしのぐことだって多いわけです。
準備ができてないからそこから逃げるのではなく、とりあえず打席に立つ。
今の実力でこなしてみる、なんとかやってみる。
それによって度胸も付き、自分の実力も見えてきます。

これまではある程度合格のめどが立つまで勉強してから、検定試験を受検してきました。
だから必ず合格させてきたんです。
それは、幼少のうちは合格させて十分自信を着ける必要があるから。
でもはっちゃんももうすぐ6年生です。
そろそろ不合格も経験して、負けることにも慣れさせておいたほうがいい。
そういう思いもあって、無謀な挑戦をさせてみたのです。

英検会場(高田馬場の保善高校)に着きました。
「自信なくなってきた」とはっちゃん。
何言ってんの。
まるで準備、勉強してないんだから、自信なんかあるわけないよ。
自信を持っていいのは、準備万端な人だけ。
だから今日は自信なんかなくていいんだ。
最善を尽くせばいいんだよ。
そう言って、教室へと送り出しました。

やはりかなり厳しかったようです。
でも時間いっぱい考え続け、問題に取り組んだたことは、よい経験になったと思います。

その後、模範解答がホームページに載ったので、採点してみました。
ヒアリングは8割の出来でびっくり。
すばらしいですねー。
筆記の方は解答した部分については6割超えかな。
後半の長文読解で時間切れだったようです。

なので次の課題は、スピードです。
基本的な例文を何度も何度も読むことで、 スピードを上げようと思います。
そして語彙力ですね。
単語ももっと覚えていく必要があります。
単語を知っていれば、スピードも上がりますから。
課題も見えてきました。

そして今週、赴任先のぼくのところに妻からメールが届く。
英検4級合格でした!
すごいねー。
5級の勉強しかしないで受けたけど、合格ラインまで届きました。
ほんとに合格点ポッキリ、ギリギリ合格だけどね。

学校で受検した英検5級も当然合格。
なんとヒアリングで1問だけ間違えただけで、その他は全て正解!
50問中49問正答。
98点!!
すばらしい!
これで安心して4級の勉強へ本格的に進めますねー。

あるレベルの仕事をするには、そのレベルより上の知識、技術を持っていると楽々出来る。
また、あるレベルの確固たる知識、技能を持っていれば、その上のレベルの仕事もなんとかやり遂げることが出来る。
そうぼくは仮説しているのですが、一つ実証例が増えましたよ。

日本人が、中高大と10年も英語を学んでいるのに、ちっとも話せないのはなぜかってよく言われますよね。
答えは簡単。
話せるレベルまで勉強してないから。

会話が成り立つには、相手の言っていることが理解できないとダメです。
理解するには、やはり語彙力がないとね。
英検2級レベルまで身につけて、ようやく相手の言うことが即座に(おおまかに)理解できるようになります。
そこまで勉強しておけば、自分の言いたいことも即座に口に出てくるようになるのです。

英語など語学学習は、コツコツと続けないと身につきません。
逆に言えば、コツコツやり続ければ誰でもできるようになるのです。

合格したけど、英検は合格が目的じゃありません。英語の習得が目的。
だから90点以上になるまで、仕上げなくちゃ。

次の英検は6月です。
6月は80点台での4級合格を目指します。
その後も、受験勉強の気晴らしとして少しずつ継続して、小学生 のうちに4級を90点台で卒業させたい。
中1で3級、中2で準2級、そして中3で2級レベルまで持って行き、その年に参加予定のボーイスカウト世界ジャンボリーで実戦してくるって計画です。

コツコツやっていきましょー。

我が家が塾に通わせない理由

こんにちは

冬休み、近所の進学塾の単科ゼミだけに通わせました。
子供たちはそれなりに楽しんで勉強してきたようです。
その後、塾の先生から「継続して通わせないか」というお誘いの電話が度々来るようになりました。
はっちゃんも「塾に通いたい」と言うのですが、ちょっと無理です。
はっちゃんには、こう説明しました。

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おお、ごめん。お母さんと話し合った結果を伝えてなかったね。
お母さんと話し合ったことは、

・塾が始まる時刻は17:00で、終わる時刻は20:40。
・学校のある日、学校から帰ってきてから17時までに行くのは難しい。
・雨の日だったら、お母さんが車で送り迎えしなければならないけど、
 お父さんが大阪に行っているので、それはできないだろう。
・塾が終わって家に帰るのは21時すぎになってしまう。それから夕食では
 健康に悪い。
・お風呂に入ったり、明日の学校の準備をしたりすると、寝るのは22:30か、
 へたすると23時になってしまう。これでは学校の宿題をやる時間も取れない。
・こんなに遅くまで起きていれば、翌朝5時半には絶対に起きられない。
 学校に間に合うように家を出ることは無理だろう。
・よって、学校のある日に塾に通うのは、時間的にも健康のことを考えても
 止めておいたほうが良い。無理して病気になったり、学校で眠くてぼーっと
 してしまったら、本末転倒。
・塾へ行くのは、春休みや夏休みなど学校のない日だけにしよう。
・6年生の後半になったら、土曜か日曜日のコースがあるようなので、
 これに通うことも検討する。

ってこと。

2月11日から新6年生の新学期が始まるらしい。
だから栄光の先生からお誘いがあったんだ。
栄光も、はっちゃんみたいな勉強の出来る生徒が欲しいんですよ。
良い学校に合格すれば、塾の宣伝になるからね。

でも、上に書いたように、メリット、デメリットを考えると、デメリットのほう が大きいと思うんだ。
はっちゃんも塾に行きたい気持ちがあるのは嬉しけど、納得して欲しい。
塾に行かないけど、これまで通り朝夕の勉強をしっかりやっていけば大丈夫です。
塾代(6年生だと毎月5万円かかります)も節約できて、親孝行だしねー(笑)。

今度また塾の先生から電話があったら、「今お父さんがいないので、お父さんが 帰ってきたら連絡します」って答えてね。
よろしく!
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わが子たちに塾通いさせないのは、子供の持つ時間をすべて塾の勉強、すなわち受験勉強に占領されないためです。
受験勉強はすべて「正解のある」勉強。
しかも、正解に素早く到達させる勉強ばかり。
塾では、難問であっても素早く解けるように、その技術が教えられ、訓練されます。

そういう能力も必要だと思うけど、そればっかりではいけないとも思う。
もちろん、読み書き計算のような基礎基本であれば、いちいち考えずに反射的にできるようにしてやるべきでしょう。
でも、脊髄反射のような勉強ばかりしていると、じっくり考える習慣が身につかないと思うのです。
その方が恐ろしい。

世の中には正解のない問題もあるのです。
誰も解いたことのない問題もあるのです。
そういう問題に取り組むのが、そもそもエリートの役割でしょう。
だから、エリートを養成したいのなら、進学塾のような勉強ばかりさせてはいけないのだと思うのです。

脊髄反射のような勉強ばかりしてきた人間は、正解のない問題、誰も解いたことのない問題にぶち当たった時、それを避けるようになるようです。
逃げるようになってしまうのです。
無視するようにもなる。
なるべく見ないようにしたり。
そういう人間は、まるでエリートではない。一流とは言えません。

正解のない問題、誰も解いたことのない問題に取り組むには、じっくりそれに向き合い、長い時間考える必要がある。

則ち時間がかかるのです。
脊髄反射では取り組めないのです。

塾では難問も短時間で解けるように訓練しちゃいます。

だがしかし、それは難問の使い方としては間違っていると、ぼくは思います。
難問は、時間をかけてじっくりそれに取り組み、そこか ら逃げず、自分で答えへとつなげていく訓練なのです。
それが、大人になって正解のない問題、誰も解いたことのない問題へ取り組む姿勢へとつながるわけです。

難問は解けなくても良いのです。

実際に入試に出題する先生も、そう考えているはずです。
解けるよりも、ちゃんと自分で考えているか。
それを試すために、難問も出題しているのだと思います。
考え続けることが大事だから。解けなくても良い。
でも解けたらすげー!なのです。
塾で教えられるように、解けなくてはいけない、解けるようにならなくてはいけないというものではないのです。

塾にどっぷりと浸からせてしまうと、じっくり考える時間がなくなり、じっくり考える習慣が失われるように思います。

それは長い目で見たら損失でしょう。
 

塾には通わせません。
それでトップ校には入れないかもしれません。
それでもかまわないと思います。
だって、トップ校に入るより一流な人材になるほうが大事だからね。

2016年1月2日土曜日

我が家の受験大作戦!

こんにちは

いよいよ今年ははっちゃんの中学受験です。
ぼくは若い頃、中学受験塾に勤務していたことがあります。
その時の経験では、けっこう途中でつぶれてしまう子がいたんですね。知的にませた子は受験に耐えられ、楽しんでさえいたようですが、幼い子には辛いことのように思えました。
中学受験は、子供に向き不向きがあると思ったんですね。
小学校段階の勉強をしっかり身につけるためには、受験も成長のためのよい機会になると思います。
でもそれに向かない子には逆効果。
だから、はっちゃんの小学校を選ぶとき、受験しなくてもすむ学校を選んだんです。

受験するしないにかかわらず、小学校の学習は全ての基礎基本ですから、1年生の時から毎日家で「学年×20分」やらせてきました。
学習習慣を身につけるとともに、すこしずつ前倒しで勉強させてきました。
5年生が終わるまでに、6年生までの読み書き計算は終えてしまおうと。
読み書き計算は、応用的な勉強をする上での「前提」です。
前提なしに、応用的な勉強をやっても身につかないからです。
漢字検定や算数検定を利用しながら、基礎をみっちり勉強させました。
ほぼ予定通りに勉強が進み、中学受験させてもつぶれないだけの学力と精神力と体力が備わってきました。
ならば、はっちゃんがより成長し、楽しい未来を創っていけるように、中学受験に挑戦させようと思ったのです。
昔ぼくが経験した受験でつぶれてしまう子は、基礎基本が十分できてないうちに、応用的な勉強を長時間やらされているからだと分かりました。

去年のうちに、はっちゃんの(親の^^;)第1志望から第4志望まで、全部の学校を見に行きました。

1.学芸大竹早中
2.武蔵中
3.城北中
4.武蔵野東中

どの学校に入ってもいい学校です。
この4校を受験することに確定。

まあ、親の本音を言えば筑駒に入ってほしい(笑)のですが、筑駒の偏差値は75。
並大抵の努力でこの順位まで行けるとは思えません。
毎日夜遅くまで塾に行ったり、土日も10時間勉強する。
中学受験でそこまでの負荷を子供にかける意義があるかどうかは疑問なのです。
それでは子供らしい時間も失われちゃいますからね。
1日の勉強時間は3時間程度ですみ、休日もボーイスカウト活動やボーッとするなど勉強から解放される日もほしい。
ちょっと背伸びするくらいの努力で手が届く学校を選びました。
あこがれの筑駒は、高校受験の時のお楽しみとしておこうと思います。

四谷大塚や日能研で調べると、第1志望の学芸大竹早と第3志望の城北は同レベル。
偏差値55くらいですね。
しかも両校とも突飛な問題は出ず、標準的問題。
なので両校の過去問をやることで、抜けを減らすことができる。
また、標準問題なので合格点が高い、すなわちミスしないことが大切。
両校を受験することで、相乗効果を狙います。
この2校の対策は自宅学習だけで十分対応できるでしょう。
ぼくでも教えられるし。

第2志望校の武蔵は、第1志望校より偏差値+5の学校。
この学校は出題傾向がまったく違います。
思考力を問う問題、表現力が必要な問題が出題される。
解ければ嬉しい問題ですね。
この学校の過去問をやることで、学力がより引き上げられ、第1志望合格の確実性を高めるという算段です。
加えて中学入学後、高大へつながる学力が身につく。
入試は通過点ですからね。
入試を上手く利用して、思考力、表現力など将来も役に立つ技能を身につけようと。
だから、この学校に受からなくてもいいのです。
もちろん、受かればすごい自信になると思います。
対策のために、武蔵コースがある塾に通わせようかと思っています。
塾で他のデキル子たちとレベルの高い授業を経験しておくのもよいと思います。
ただーし、入塾テストに受かるかどうかが鬼門かも(笑)。

第4志望校の武蔵野東中は、今通っている小学校の系列中です。
他校も受験するので、推薦は受けられないので一般受験です。
実は、推薦も長い目で見ると子供の成長に不利に働く場合が多いのです。
次の高校受験、大学受験の時に、推薦入学でしっかりと勉強しなかったツケが回ってきます。
ちょっと大変だけど、一般入試でがんばった方が、長い目で見て得な場合が多いのです。

武蔵野東中の偏差値は、第1志望-5。
第1志望の勉強をしていれば、特に対策は必要ないと思います。
6年生になったらすぐ過去問をやらせ、スラスラ解ける快感を味あわせておきたいと思います。
入試1年前でもこんなにできるんだという自信をつけさせ、じゃあもうちょっと上を目指そうという気にさせるもくろみ。

どんな学校へ行くにしても、上位1/3に入る必要があります。
学校もひとつの社会ですから、生徒たちにはそれぞれ「役割」が自然と割り振られます。
そして生徒たちは、割り振られた役割を演じるようになるのです。
上位の子は「勉強ができる子」という役割を割り振られ、そのように行動するためにより勉強するようになる。
逆に、下位の子は「勉強ができない子」という役割を割り振られ、そのように行動するために勉強しなくなってしまう。
だから、学校というのは学力差を広げる装置なのです。
そのシステムを理解して、子供の成長にとってよいポジショニングをしてやる必要があるのです。

受験もせっかくのいい機会なので、我が子の成長のために活用しようということです。
合格だけを目標にしちゃうのはもったいないですよねー。

さて、どうなりますかー。
応援よろしく!